目次 アメリカ領沖縄に行く


「ふうみん」のメインサイトの「イサーンの大地走行2000キロプラス」の「旅の記憶 海外編」より転載
旅の記憶  海外編
1、沖縄>身分証明書>1970・8


沖縄に行くには「身分証明書」が必要だった パスポートは「外務大臣名」だが
身分証明書は「内閣総理大臣名」



海外編なのになんで沖縄なの!と言う声が聞こえて来るような気がしますが、「ふうみん」が沖縄に最初に渡航した1970年当時は、沖縄はまだアメリカ領だった。その為に、パスポートに替わる「身分証明書」が必要だった。

この「身分証明書」を取るのが大変に難しかった。東西冷戦時代の沖縄はアメリカの軍事基地として大変重要な場所であり、当時最も難しいと言われたソ連に渡るビザを取るよりも難しかった。

右の写真を見てください。「パスポート」は「日本国外務大臣名」だが、「身分証明書」は「内閣総理大臣名」です。この一点を見ても、「身分証明書」の重要さが分かると思います。

それで、この「身分証明書」を海外編のトップに持って来ました。

1969年。佐藤、ニクソン共同声明で1972年に沖縄返還が決まった。あれからもう沖縄は、日本に返還されて30年以上経過した。時の経つのはとても早いと思う。

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