目次 週刊平凡パンチ


連載漫画・小説




「パラダ」、「真夜中のマリア」と
単なる青年向けの週刊誌の
水準を超えた内容だった。

そこに、当時の時代を
敏感に反映した
「平凡パンチ」の
存在意義があったと思う。
「パラダ」


Story by
阿久 悠
Illustrated by
上村一夫

上村一夫は宣弘社時代の同僚だった阿久悠と組んで「パラダ」を『平凡パンチ』に連載開始した。その記念的作品。

その後、独自の劇画風タッチで本格的な漫画家としての活動に入り「同棲時代」などの数多くの青年向け雑誌で活躍した。昭和61年45歳で逝去。



「真夜中のマリア」


野坂昭如

伊坂芳太郎・画


17歳の少年カンとその仲間たちの奇想天外な性の意識を描く「真夜中のマリア」は当時の気分を満載した傑作だ。

画の伊坂芳太良の「EDWARDS」のイラストが大好きだった。昭和45に死去。あの時代とともに去った感がする。

← 戻る → 次へ ↑ 表紙